移動式身辺雑記

海外ツアー編→ 2001年 2002年 2003年

2004年5月27日出国〜6月28日帰国
*日付は新しい順に並んでいます。ツアーの詳細は「コンサート情報」をご覧下さい。

*後日談
6月29日 日吉 弦楽器 "CATS"
帰国便・英国航空に預けたケースと中身のチェロが思い切り壊されてしまった。ケースは上部が鉄骨でも落ちてきたかのようにえぐられ全損、チェロは表板も裏板もバックリと割れていた。今回のツアーは本番で弦が一度も切れなかったし、楽器に関しては平穏無事だと思っていたのだが…。写真の表板と裏板がバラしてあるのが僕のチェロ、この際だからゆっくり休んで欲しい。
6月25日 Coustelet,France @Festival "Gare Aux Oreilles"
ASHの本番、さらにミカちゃんのPusseへゲストで一曲参加して、今回のツアーでの演奏はすべて終了した。今回14人のオーガナイザーすべてと連絡をとりマネージメントしたHacoさん、ホントにお疲れ様でした。ツアー中は何かと「ありがとう」を連発してたけど、お世話になった方々、支えてくれた皆さん、本当にありがとうございました。
6月24日 Coustelet,France @Festival "Gare Aux Oreilles"
Cousteletはアヴィニョンから東へ30Kmほどの郊外の街、会場はもともと駅だった場所らしい。パリのミカちゃんと再会。ミカちゃんはPusseでの出演に加えて、フェスティバルのパンフやチケットなどにイラスト・マンガを描くなど活躍している。会場にはミカちゃんの作品コーナーもあって、写真家のクレスタが撮った上半身裸の写真にミカちゃんがその上に絵を描くという企画では僕も協力。
6月23日 Toulon駅
マルセイユへ移動。いままでライヴスタートは10時くらいが普通だったけど、ここは7時と早い。ライヴ終了後にみんなでレストランでゆっくり食事をするという企画なのかもしれない。おかげで美味しいイタリアンの店で久々にバルテスをあおることが出来た。バルテスは水を入れるとたちまち濁るウオッカ系の酒、ワインもいいけどここまできたらアルコール度数がキツいのでいきたい。あと、マルセイユ在住の映像作家Emmanuelle Sarrouyさんから「零式」の曲を使用しているという作品のビデオをもらった。「零式」もいろんな旅をしている。
写真は駅のエスカレータ。
6月22日 Puget-Ville,Provence,France @maison Boeuf
プロバンスでのライヴは新しいスペースの立ち上げ企画のひとつとして組まれていて、この街の近隣に住んでいるバール・フィリップスさんが出演はもとより裏方しても尽力していた。御歳70、フリーの神様みたいな人だけど、食事を運んできたり、荷物を運ぶのを手伝ってくれたり、何かと世話を焼いてくれて恐縮することしきり。真に大きくて深い人、会えてホントによかった。
写真は店のドアノブ、トンボの他にカエルやカタツムリもあった。
6月21日 Nice近辺のとある海岸
昨年11月に録音されたプロヴァンス在住のヴォイス・インプロヴァイザー、カトリーヌ・ジョニオーさんと僕とのデュオ、ちゃんと盤ができていた。レーベル主宰は今回のオーガナイザーでもあるティエリー・アズムさん、彼とそのパルクCDを取りに行った帰り道、海で泳いでみた。「こんな天気のいい日に泳がないなんてありえない」という勢いだったのだが、この日は水温が低く1分と水に浸かっていられなかった。
6月19日 St Etienne,France 近郊
オフ日、昨日のフェスティバルのオーガナイザー、ブルーノ・ミューラさん宅に泊めてもらう。夜中、寝てるとその家の猫がお腹に乗っかってきたり爪を立てたり。時々チェロにも乗ってボーンと音を出して遊んでいた。
6月18日 TGV車中
再びフランスへ移動、今日はサティテエンヌのフェスティバルに参加。テロなどの影響でTGVのデッキの荷物スペースが封鎖されている場合がある。その場合荷物を座席まで持っていく羽目になり不便このうえない。
6月17日 Geneve,Switzerland @Cave12
ヒロミシ、名前の間違いにやはり遭遇した。会場はスクワット・ハウス(古いアパートなどを若いアーティストなどが不法占拠して住み込みついているところ)にある。宿泊も出来て便利、4階なのに僕が貸してもらった部屋は床にアリが行列をつくっていた。
6月16日 Zurich,Switzerland @Sphères
チューリヒの会場は本屋&カフェ。高価な写真集などの本棚に囲まれて演奏したが火花は全然OKだった。よりによっていま欧州最大のスポーツ・イベントである4年に一度のサッカーEURO2004の真最中、ここでは期間中大型スクリーンで試合を中継している。今日もそうだけどツアー終了まで試合とライヴが重なりまくる。この日はスペイン、ポルトガル、ギリシャ、ロシアのグループA、ここのオーナーもちょっと残念そうだった。
6月15日 Zurich,Switzerland 動物園
1929年開園の歴史を誇り、22フラン(約¥2000)の入園料に見合ったモダンに整備された動物園。類人猿のコーナーでは人間側の見学通路にゲージの中と同じように木や藁などが配置されていた。見られるストレスを軽減するためのアイディアだろうか。最新施設のドームはマダガスカルの国立公園のシュミレーション、内部の温度・湿度は調整され檻などもない。写真は子供達がカメレオンを見つけて大騒ぎしていた場面。
6月14日 Zurich,Switzerland Parade-platz
チューリヒ市内交通のトラムは実にスローな走り。逆に信号機は早い、体感10秒くらい、もたもた渡っているとすぐ赤になってしまう。あとは国旗、よく目に付く。
6月13日 Zurich,Switzerland 近郊
チューリヒへ移動中、汽車の車窓から原発が見えた。普通の街の中に普通に立っている感じだ。隠せばいいというものでもないが。
6月11日 Dudingen,Switzerland @Festival "Bad Bonn Kilbi"
コンパクトなフェスティバルであるけど出演者は実にヴァラエティに富んでいた。ここでの演奏中、グラインダーで足を削ってしまい出血、幸い軽傷で済んだけどヒヤリした瞬間だった。転んでもただでは起きないということで、ラストシーンはその血を使い譜面にENDの血文字で締めた。写真の右手にみえる中華屋台、焼きそばが12フラン(約¥1000)もした。付け加えるならばこの街のごくシンプルな一枚地図をキオスクで買ったら7・5フラン(約¥650)もした。
6月8日 Paris,France @Cirque Electrique
パリの会場は広い空き地に立地するサーカス団運営の小屋。まかないディナーを食べたレストランに忘れ物があってもどったらテーブルの上にいきなり裸の女性が立っててビックリ、どうやらデッサンのクラスがはじまっていたらしい。外では太極拳を教えていたし、いろんなことをやってる。夏日・快晴、テントの中は猛烈な暑さだった。
6月6日 Paris,France 北駅
ベルギーの誇る特急タリス、ロッテルダムからパリまで3時間11分。ロッテルダムからブリュッセルまではたらたらと遅い、ブリュッセルから一気にパリまで本気出して走るという感じ。パリは4日間の滞在なのでまずは洗濯。
6月6日 Rotterdam,Netherland 中央駅
欧州では駅でイヌをよく見る。イヌ用の案内板も随所にあって、認知度の高さを窺い知ることができる。
6月5日 Rotterdam,Netherland @Worm
オランダのロッテルダムでのライヴ会場はベイエリアにあるだだっ広い古いビルの1フロア、雰囲気が大阪のブリッジに似てた。演奏スタートの午後9時半ごろは強烈な西日で目潰し状態、10時すぎにようやく暗くなり始める。この時期の北ヨーロッパはどうも一日のリズムが掴みにくい。
6月4日 Brussels,Belgium @Assiette
ブリュッセル2日目はフィルムコンサート。会場はオーガナイザーの自宅でのホームコンサートという感じ。2階が会場だったので20人も上がると危ないらしく1階につっかえ棒で養生していた。映像はBrakhage、Iimura、Bokamowski、Maya Deren、特にナチスに焼かれて一本しか現存してないというB.Bartoschの作品は良かった。1930年制作のアニメーション、鏡に一度映して撮影するという技法で柔らかな陰影が印象的。
6月3日 Brussels,Belgium @Recyclart
ベルギーのブリュッセルでのライヴは、この今は使われなくなった旧・シャペル駅のプラットホームの真下にある"Recyclart"というスペース。駅舎は使われなくなっても列車はしっかり走っているので、ライヴ中に時々頭上からゴーという列車の通過する音が聞こえてくる。
6月2日 Dunkerque,France @Le Jockelson
フランスのダンケルクは工業の港町、倉庫を改造したようなライヴ会場は波止場にぽつんとあった。ステージ正面の壁に設置された機械部品のオブジェ、ライヴがはじまると時計が回りだす。美味しかったけど地元の甘い砂糖入りのビールにも意表をつかれた。
6月2日 London,UK ウォータールー駅
ユーロ・スターでイギリスとお別れ。スコットランドでは独自の通貨を作っていて、スターリンで貰ったギャラはすべてスコティッシュ・ポンド、ロンドンで使うとちょっと変な顔をされることがあった。グラスゴーからロンドンへの飛行機移動の際イギリス人でもパスポート出してたし、へたなEUより外国な感じだ。
6月1日 London,UK ロンドン塔
ロンドンのオフは「テート・モダン」で過ごした。質・量とも凄いがほとんどただで見れてしまうというグレートな現代美術館。写真はロンドン塔の脇に設置されたブランコなどの遊具、妙な感じを狙っているのかどうか不明。
5月30日 Stirling,Scotland Castle「グレート・キッチン」
城の盛大な祝典での料理を用意した厨房、その名もグレート・キッチン。人形で当時を再現してあり食材の鳥など一部剥製を使ってかなりリアル。こういう定番の再現ものはやはり観光の気分が盛り上がる。
5月30日 Stirling,Scotland Castle「貴婦人の眺望」
ツアーはスコットランドのスターリンという街のエクスペリメント系の音楽フェスティバル"Le Weekend"からスタート。直前の5/21に父が亡くなり葬儀などのドタバタの中での出発だった。着いた時は梅雨空のようだったけどオフ日は快晴、スコットランドの誇るスターリン城はさすがの眺望だった。人は死ぬとやはり天に昇るのだろうか、空を見るとどうしても父のことを思い出してしまう。

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